日本炎症・再生医学会
The Japanese Society of Inflammation and Regeneration

事務局: 〒101-0021 東京都千代田区外神田2-17-2
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理事長(国際担当兼任) 森田育男(東京医科歯科大学大学院医歯学研究科分子細胞機能学教授)
   
設 立: 昭和55年7月4日

挨 拶:

理事長 森田育男
日本炎症・再生医学会
理事長 森田育男
このたび松島綱治理事長の後任として新理事長に就任いたしました。

本学会は、昭和47年に「炎症研究会」として発足し、昭和55年からは「日本炎症学会」として、炎症研究を基礎・臨床の両立場から支えてこられた諸先生方のご努力により、日本の炎症学の発展に寄与してまいりました。さらに、平成13年からは、炎症の治癒過程における組織再生制御の重要性や、炎症に関与する多くの生体分子の再生への関与、組織再生のための微小環境化における炎症制御の重要性、さらには、再生医療材料の起炎制御法の開発など、炎症の発生から組織再生までの幅広い学問分野をカバーするため、学会名を「日本炎症・再生医学会」と改め、新たな歩みを始めました。早いもので、それから10年が経過し、新たな学際的研究分野が広がりを見せ、学会も着実に成長してまいりました。これも、一重に炎症、再生各々のエキスパートの先生方が、本学際的領域の重要性を御理解いただいた結果であると考えております。

本学会の特徴としては、上述しましたように基礎と臨床、炎症学と再生医学の融合だけでなく、炎症研究振興会を始めとする製薬企業との密接な連携が挙げられます。現在、アカデミアの中期目標や政策提言の中で産学連携が叫ばれていますが、本学会はその先駆的役割を演じてきたといっても過言ではないと思います。これからも、透明性の高い産学連携を図っていくことも、先駆者としての役割だと感じております。その意味から、新たな試みとして、本学会が過去には行ってきた「炎症セミナー」など、製薬業界とアカデミアとの共同企画セミナーなどの復活も考えております。

さらには、炎症・再生医学と密接な関係がある多くの学会にもお声掛けをさせていただき、共同シンポジウムなども積極的に行っていきたいと考えております。当然のことではありますが、本学会の理事・会員の先生方は、他学会でも中心的な先生方ばかりですので、是非とも相互的な発展のためのお力を貸していただけたらと考えております。

また、岡野栄之編集担当理事のご尽力により、本学会誌であるInflammation and Regenerationの完全オンライン化が実現し、国際的な雑誌としての一歩を踏み出しています。本誌が国際誌として認知されることは、本学会の国際的地位を向上させることになります。そのためには、会員各位のご支援が必要となりますので、先生方の素晴らしい研究成果を投稿してくださるよう、理事長としてお願い申し上げます。

このような活動を通して、会員数の増加を図ることは、学会として当然のことと思います。本学会をこれまで支えてきてくださった諸先輩のご尽力に感謝するとともに、その実績を基盤として新たな一歩として、炎症・再生学の発信基地としての国際的役割を果たすことも我々の責務だと感じております。

最後になりますが、日本炎症・再生医学会の新理事長として,理事会の合意を得ながら、これらの課題に全力を挙げて取り組んでいく所存であります。会員の皆様,また,賛助会員として本学会をサポートしてくださる皆様には,なにとぞより一層のご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

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